娘が買ってくれた 名無しさん
3月からはデイに行くと言いながら
結局は今日も休むことにした母
朝、起きてくると バツが悪いのか具合が良くないアピール
「貴方に言っても年寄りだから仕方ないって言われるけど」
「注射をしてから身体中が痛くてたまらない」
(昨日は、注射は大丈夫だったって言ってたやん)
「副作用が出てるから、もう、あの注射はしたくない」
「お母さんの体は人とは違うから」
(はい、はい 好きにしたら良いよ)
(何を言ったところで聞く耳は持たないからね)
母は何か不都合なことが起きると必ず何か(誰か)のせいにする
そうすることで自分を守っているのか
悪いのは自分ではなく、自分以外の何かなのだ
いつだったか、里の隣人と喧嘩をしたらしい
自分があげたハイビスカスの花は咲いたね、と聞くと
隣人はハイビスカスなんてもらっていない、と答えたそう
これに立腹し言い合いになったらしい
ここで、「あれ? 私の勘違いだったかな?」の考えはないのだ
自分だけが正しく、間違っているのは相手なのだ
その事を何度も何度も繰り返しては 腹を立てていた
負の感情を反芻するのだ
思い出す度に 負の感情に囚われるのだ
そんな楽しくないことを思い出さずに
楽しいことを思い出にしたら、と言ったら
「貴方は人の気持ちがわからない」と言われた
(誰だって人(他者)の気持ちなんて分からないよ)
(お母さんだって私の気持ちなんて分からないでしょ?)

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