気持ちが伝わらない

maronの介護日誌

トーストとコーヒーの朝食を済ませると

朝の内服を数えながら服用する母

「いつも、9つ入っているか確認する」

そう言いながらも、口の中へ入れたはずの

小さな錠剤がテーブルに落ちている

自宅にいる時には補聴器をつけない

補聴器がないと近くに居ても聞こえない

大きな声で話していると

「あなたは、言葉がきつい」と言う

いや、聞こえないから大きく喋っているだけで

誰にでも、こんな大声で話しているわけではないし

朝から大きな声を出すことが

どんなに疲れることか理解できないだろうな

仕事をフルにして朝の忙しい時間に言われると

カチンときてイラついてた

気持ちが伝わらないって心折れるよね

何度も同じことを繰り返すと

「 はい はい 」と聞き流し

いざ、その時になると

「何で、ちゃんと分かるように言わなかったのか?」

って言葉が返ってくる

そんな、やり取りを重ねると

「言っても、どうせ分からないだろうな」 と

言葉を飲み込み何も話したくなくなる

それじゃダメだって私だって分かっているんだよ

でもね‥ 私自身も私が守らなきゃ

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