高齢者の危険行動を止められない

maronの介護日誌

病棟の看護師さんから連絡があり、退院の日が決定した

1月末にコロナ感染で入院してから3ヶ月を過ぎてしまった

大腿骨頚部骨折し人工骨頭置換術をして

私も、現役看護師の娘も91歳という年齢を考えた時に

歩くのは難しいのではないか、と思った

その予想に反し術後2日目に立ち上がる😆

「家に帰りたい」「歩けるようになりたい」

そんな強い意志を感じた

退院するのは嬉しい知らせだが問題もある

仕事で私が自宅に居ないと言うことだ

今までは、大好きな野菜作りや花の手入れ、簡単な調理などもして

兄の作業(作業所の在宅)を手伝ったりして過ごしていた

1週間に2回、私が仕事へ行く日にデイケアを利用したかったが

なかなか上手くはいかない

自宅内は歩行器を使い歩くので大丈夫なのだが

一番危惧しているのは外へ出ることだ

畑や庭が気になり外へ出るのではないか?

いや、きっと出るだろう

どれだけ言い聞かせても自分の欲求を通す人だ

台風の日に屋根に上る、海を見に行く高齢者と一緒で

その危険な行動を止めることができない

「今度、転んだら寝たきりになるよ」

寝たきりというワードを嫌う母に

呪文のように言い聞かせるが無駄なことだと知っている

そもそも、今回の骨折も看護師さんから1人で歩かないように

排尿が済んだらナースコールをするように言われていたのに

自分で立ち上がり、歩こうとした為の転倒だ

高齢者の多くがこのパターンのような気がする

危険だからしないように言われているのに

「自分は大丈夫」

根拠のない自信がこの結果を招く

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