普通じゃない普通

家族のこと

右足の小指を椅子の角に打ち付け

飛び上がるほどの痛みに声も出ません

自分でした事なのに無性に腹が立ち

可哀想な小指に湿布をしてあげました

やっと今日は雨も上がりお日様の顔が見えましたね

我が家の多肉たちも「雨はもういいよー」って言ってるはず

今年は5月から気温が急激に上がり

すでに幾つかの多肉が焦げたりバラバラになってしまいました

毎年、今年こそは!って思うのですが

やっぱり被害は出てしまいます

今日はデイの日で、疲れた様子の母は早くに休みました

それでも、今日知り合った女性のことを話してくれた

貴方と同じくらいの年齢なのに歩行器で歩いている

どうしたのかは、聞けなかったけどこれ以上は良くならないらしい

旦那さまも最近、亡くなられたって言われて

可哀想にって思ったよ 私ならデイになんかいけない

そんな事を話してくれた

父が事故にあった日、母は同窓会に出席していた

救急車で運ばれたと聞き慌てて病院へ行くも

すでに意識はなく、そのまま2年間眠り続けて逝った

それ以来、母は同窓会へ出席しなかった

多分、自分を責めていたのだろう

事故はいつも不可逆的だ

それまでは平凡な普通の生活だったのに

ある日、普通は普通でなくなる

いや、普通だと思っていたものが普通じゃなかった

最後に父と交わした言葉はなんだったろう

1度だけ夢に出て来て

「ほら、こんなに元気になったよ」って笑っていた

私は自分の泣き声で目が覚めた

いつもコップ三分の一だけ日本酒を晩酌していた父

一緒に飲みたかったなぁ〜


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