薬の自己管理

母のこと

母は91歳になるが内服は自己管理している

入院中もその都度、看護師さんから持ってきてもらい

服用のチェックをされることが煩わしいと言っていた

しかし、最近では薬の袋に書いてある

名前や日付、食後の文字が殆ど見えていない

先日、残りの薬を確認すると

朝食後の薬が足りず、夕食後の薬が余っていた

「どうして?」と尋ねるも本人も「わからない」と言う

今までは本人に任せていたが、そろそろ難しいのかもしれない

私が管理するにしても、それを母にどう納得させるか

母は自分はしっかりしている、間違うことはない、と豪語する人だ

その気持ちを大切にしながらも、間違うこともあるのだと

話して聞かせなければならない

今回、朝の内服を二重に服用したことで

主治医からも危険だと言われた

まず、少し処方が変わったことを説明する

殆どの薬を朝食後に変更してもらった

夕食後は、デパス0.5ミリのみ

昼夜逆転する時があり、昼間寝て起きた時が朝だと勘違いし

再度、朝食後の薬を服用した様子

なので、1日分をケースに入れて食卓のテーブルに置くことにした

そうすることを説明すると 案の定母が嫌がり

「あなたが居ない時はどうするの?」

「あなたが忘れたときはどうするの?」と拒否する

薬の準備は夕食後の薬を服用した後、翌日の薬を準備すること

万が一、私が忘れて準備していない時には

薬の保管場所から兄に出してもらうことを話す

兄も「それが良いよ」と援護射撃してくれる

鎮痛剤、胃の薬、頓服のデパスは母に渡し

常備薬は私が管理することで納得することができた

こうやって、今までできていた事が

少しずつ出来なくなっていくんだろうな

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