私はよく他者より
「○○さんって、怒ることないでしょ?」
と言われる
そんなことはない、子供たちが小さい時はよく叱った
「怒る」と「叱る」は違うと以前の施設長が言っていた
「怒る」は、自分の感情なのだ
「叱る」のは、相手を思ってのこと
この二つは似て非なるものだ
先日、利用者さんが
「○○さんって、いつも、変わらないですね」と言うので
「何が?」と問い返した
「イライラしたり、落ち込んだりしたの見たことない」とのこと
そうなんだ‥ と思い返すと
確かに気分屋さんではない
その日の感情がコロコロ変わることもなく
どちらかと言えば、楽天的だ😆
63年間の人生で切れたことがあったか?
連れ合いと別れることになった時も
何も言わずに家を出た
私は本当に怒りが湧いた時は無言になるようだ
もう、話し合う気持ちさえなくなるのだ
そうなると始末に負えない
普段、怒らない人を怒らせた時は、既に手遅れだ
怒らないから、何も感じていない訳ではない
優しさにあぐらを描いていると取り返しのつかないことになる
逆に大人になって怒られたことがあったか
前職で施設長に呼ばれ、怒鳴りつけられたことがあった
私が言っている事と、施設長が言っていることが
噛み合わずに、いきなり感情的に怒鳴られた
相手は自分より年上で、上司で男性
大声で怒鳴られると普通、萎縮するだろう
でも、私は眼鏡を持っている手指がワナワナと震えているのを見て
そんなに興奮すると血圧上がるのになーと考えていた
性格的に相手が、あまりにも感情的になると
どうしても引いてしまうのだ
人によって怒りの沸点はそれぞれに違う
自分の沸点がどの辺なのか知ることにより
対処もできるのではないか
沸々と湧き上がる怒りを鎮めるためには何が必要か
上手に差し水ができるようになれば
怒りに任せて失敗することもないでしょう