支援会議をする時間が取れない

医療や福祉、介護の現場はいつも人材不足

仕事がハードなのに薄給が原因でしょうね

看護師さんの給料って高いんでしょう、って

よく言われますが、本当にそうでしょうか?

その激務と責任の重さと土日祭日関係なく

年末年始もお盆も全く関係ない勤務は

一般の会社から考えると信じられないような勤務体制である

まだ、子供達が小さい頃、元日からの勤務で

本当なら家族揃って初詣とか行くのに

ごめんねー と心の中で謝ってた

それでも、まだ、介護士さんやヘルパーさんたちに比べ

看護師さんって医療従事者なので羨望がある

私は看護師から生活支援員、介護福祉専門員、サービス管理責任者

色々な立場での仕事をしたので理解できるが

なぜか、現場では対立気味になってしまう事も多い

それぞれの専門職なので、言い分があり

どちらも間違っていないのだけれど

何を優先させるか、で対応が変わってしまう

もちろん、仕事をする環境によっても大きく変わる

病院であれば、治療が最優先であるし

障害福祉であれば自立した生活を目指し

老人福祉であれば安全、安心な生活を支援する

立場が違ってもその人のために

みんなが自分の意見を出し

多方面から支援を行う体制は素晴らしい

時として意見の相違からぶつかる事もあるけど

私は大いに議論することを勧める

自分と違う考えや意見を聞くことによって

気付きが生まれる

そこから新たな支援を模索するのだ

支援会議を行うと時々

担当者は、その方のことは自分が一番わかっている

そんなニュアンスで自論を展開する人が居る

しかし、人間は人によって見せる一面が違う

あまりに近すぎて見えないこともある

なので、自分が気付かなかった意外な一面を知ることとなる

問題は、支援会議ができる時間も取れないほど

現場は余裕がないということだろう

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